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ABBAのユニークなコスチュームはスウェーデンの高額税金控除の為だったって本当?(前編)

家猫、ユーロポップ、そして巧妙な納税者の共通点とは?それは、ウーヴェ・サンドストロームという人物にたどり着きます。フラメンコ・ダンス・ゾロジストであり、デザイナーでもある(ABBAの衣装を手がけた)サンドストロームは、スウェーデンのスーパーグループ(ABBA)が1970年代に名声を得るのに一役買いました。実際、彼がグループのために制作した500着ほどの衣装を深く掘り下げてみることは、単にきらびやかな記憶を辿るだけではなく『スーパートルーパーズ』(イベント名)の文化的な力を理解する上で重要なことなのです。

ABBAの衣装の話に入る前に、不可能に近いお願いをしなければならないのですが、あなたが長年見てきた素晴らしい、ポップカルチャーのアワードショーやツアーの衣装を頭からいったん消してください。つまり、白鳥のドレスを着たビョークやレディー・ガガの衣装など何でもいいのです。1974年の『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』で、ABBAが「恋のウォータールー」と呼ばれる画期的なグラムロックを歌ったときにすべては始まるのです。半世紀前のABBAの衣装がどれほどワイルドだったかを想像し始めることができるのはその時が最初です。メンバーのアグネタ、ビヨルン、ベニー、フリーダは、銀色のプラットフォーム、フリルのついた襟、そして私たちがパンタルーン海賊シックと呼ぶブルーのナンバーを身にまとい、五感を楽しませてくれました。

70年代初頭、(ABBAは)昼は動物学の若い教師、夜は衣装デザイナーのウーヴェ・サンドストロームと出会いました。1999年のTFMのビデオインタビューでは、彼は劇団で初めてフリーダと出会ったことを振り返っています。

この時、サンドストロームはスウェーデンの各レコード会社や当時の新人歌手たちのための服作りを依頼されていましたが、ABBAとのクリエイティブ・マッチはまさにキスミット、つまり「宿命」であり、以来、彼はABBA「専門衣装屋」になっていったのです。

あなたがAmazonで注文したディスコを中心としたABBAにインスパイアされたハロウィンのコスチュームは、サンドストロームの“魔法の頭脳”に辿り着くことができるでしょう。「私の(ABBAの衣装に関する)インスピレーションの源はどこにいても見つけることができました。そして高額な税金対策のこともね」とサンドストロームはThe Syndey Morning Heraldに語っています。スカンジナビアの北欧の光、ラテンのボレロや「チキテータ」や「悲しきフェルナンド」のフラメンコ曲などなど。彼はスウェーデンのあまりにも高い税金を逃れるための“狂気”ともいえる方法があることにある日、彼は突然気が付きます。衣装に関するスウェーデンの税法のおかげで、ABBAの舞台衣装はわざと無茶苦茶なデザインになっていったのです…。

法律によると、普段着としてはあまりにも実用的ではなく、パフォーマンス以外では着用できない衣装であれば、税金の控除対象になるのです。グループは頻繁にツアーをするわけではありませんでしたが、ツアー(海外でのTV番組収録も含む)をするときは、少なくとも2~3着の衣装を、それぞれの会場にアットランダムに並べて送らなければなりませんでした。バックダンサーなどの衣装を追加すると、かなりの制作費がかかることになるわけです。このような“法的な抜け穴”があるため、サンドストロームはABBAの衣装をできるだけカラフルで着られないものにしようと考えたわけです。

ABBAの衣装の変化の幅の広さを考えると、ABBAがツアーのために家を離れて過ごしたのは最も長くてせいぜい3ヶ月間だけだったことは周知の通りです。しかし、子供が急成長した家庭を持つ2組の夫婦で構成されていたことで有名なABBAは、自宅の近くにいることをいつも優先としていました。そのため、これらの衣装の多くはステージ用に作られていますが、それだけでは税金対策にならないので「プロモーション(プロモビデオ)用」にも作られていました(そして税金対策を活用することができたのです)。

(続く)


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