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劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

『CHESS IN CONCERT』セカンドヴァージョン⑨海外版・第二幕

『CHESS IN CONCERT』海外版・第二幕

<ストーリー・場面>

Golden Bangkok

One Night In Bangkok

One More Opponent

You And I

The Soviet Machine add

The Interview add

Someone Else’s Story

The Deal (No Deal) add

Pity The Child 2

I Know Him So Well

Talking Chess

Endgame 1

Endgame 2

Endgame 3/Chess Game 3

You And I (Reprise)

Walter And Florence add

Anthem (Reprise)

<配役>

フレデリック(フレディ)・トランパー…前世界CHESS・チャンピョン、メディアに転身

アナトリー・セルゲイフスキー…現世界CHESS・チャンピョン、西側に亡命、しかし…

フローレンス・ヴァッシー…アナトリーの恋人、だが…

アービター(審判員)…ワールド・CHESS・チャンピョンシップの審判

モロコフ…前アナトリーのセコンドで、新たなソ連側のセコンド兼KGB

ウォルター・コーシー…世界CHESS選手権の司会者

スべトラーナ・セルゲイフスキー…アナトリーの貞淑な妻

<ストーリー>

あれから1年が過ぎた。今年の『ワールド・CHESS・チャンピョンシップ』大会がタイのバンコクで行われようとしていた。現在の世界チャンピョンは西側に亡命したアナトリー。彼の対戦者は挑戦者のロシア人の“CHESS・マシーン”ことLeonoid Viigand。アナトリーのタイトル防衛戦だ。昨年とは逆の立場だ。しかも今年はアメリカ代表として、ソ連のチャンピョンと戦わなければならない。このソ連の挑戦者はやはり、モロコフとその仲間達にコントロールされている。昨年までの世界チャンピョンのフレディは、今はCHESS・プレイヤーからは引退し、この競技会にはTVのコメンテーターとしてやってきた。フレディは、プレイヤーの重圧から解放されてリラックスしているようで、メラノとはまったく対照的なバンコクの怪しげな魅力には無関心だ。

ウォルターとフレディは、これから始まる選手権のテレビ放送の確認をしている。試合が始まる。アナトリーは先に1勝したものの、2戦目を落としたところから集中できないようだ。彼は、かつてのライバルのフレディが来ているために落ち着かないとフローレンスに告げる。フローレンスは、フレディがここバンコクに来ているのはお金のためであって、自分たちの人生を邪魔するためではないと安心させる。だが、さらに不安にさせるニュースが入る。アナトリーの妻、スベトラーナがバンコクに来るというのだ。二人の関係に初めて不穏の種が蒔かれた。

一方モロコフは優れた“CHESS/マシーン”Viigandに絶対的な信頼を持っていた。アナトリーのように妻が突如現れるといった個人的な問題に邪魔されることもなく、彼の勝利に確信を抱き、歓喜に酔っている。モロコフにとって都合のいいことに、ウォルターは、アナトリーに衝撃を与えるようなテレビインタビューを手配してした。まず、インタビュアーは他でもないフレディ・トランパー。それに、スベトラーナのビデオがあるのだ。無神経で口汚い個人的な質問がいくつも続いた後、アナトリーはスタジオから出て行く。ウォルターとモロコフが共謀して、アナトリーがゲームに負けてソ連に戻るように、このようなインタビューを仕組んだことが明らかになる。

スベトラーナ・セルギイフスキーは、バンコクで一人ぼっちで悲しんでいるが、妻としてただずっと思い悩んでいるだけではない。彼女は、アナトリーとのごたごたの後には明るい未来がきっとあると感じている。

陰謀はますます激しくなる。登場人物のそれぞれが競うように策略を繰り広げ、それが競技会でのCHESS盤上の策略にも影を落としていく。アービターは、この状況を監視しようとするができない。モロコフは、スベトラーナにアナトリーをソ連に連れて帰るように圧力をかけ、夫婦は気まずい対面をする。ウォルターは、フローレンスの父親はブダペストで死亡しておらず、ソ連で30年間投獄されているという知らせでフローレンスを動揺させる。この選手権が「いい結果」になれば、フローレンスの父親は西側諸国への移動が許されるというのだ。アナトリーは、負けてモスクワに戻らなければならない。フローレンスはウォルターの言うことを信じていいのかどうかわからない。ウォルターは、フローレンスはこちらの思い通りに動くだろうとモロコフに伝えるが、念のためフレディの協力も取り付ける。フレディは、アナトリーがフローレンスの為に試合を放棄するように企てるが、アナトリーに一蹴されるばかりか、フローレンスにも軽蔑される。

フローレンスに拒否され、アナトリーに蔑まれ、政治に利用されたフレディは、ついに疲れ果てる。傲慢で偉そうな自尊心のマスクは剥がれ落ちてしまう。同じく悲しんではいるが、自制心は失っていない愛人と妻は、自分が愛する同じ男のことを歌う。

しかし、CHESSの試合は続けなければらない。アナトリーは、家庭の問題から逃れて気持ちをCHESSに戻そうと、バンコクの公園で一人打つ手を考えている。そして突然、隣に立っているフレディに気づく。アナトリーは、このかつてのライバルはCHESSのことを話したいだけなのだと分かって驚かされる。フレディは、ゲームを見ていて気が付いた挑戦者Viigandの弱点を挙げる。

スコアは5対5、どちらにとっても勝利まであと1ゲーム。アナトリーが負け、Viilgandが新チャンピオンになるだろうと誰もが思っている。偉大なチェスプレイヤーがいつの時代もそうであるように、アナトリーは、自身の複雑な人生に翻弄されている。政治の世界で、またプライベートでも、フローレンスに、スベトラーナに、モロコフに、Viigandに悩まされている。自分が自分に正直でいられるたった一つの方法は、ゲームで最高のスキルを見せることだ。アナトリーは、フレディのようにCHESSを通して自分自身を取り戻し始める。アナトリーは、困難な状況を乗り越えて勝利する。

フローレンスとアナトリーは、一緒にいられる時間が終わったことを知る。だが、お互いへの愛情は終わっていない。アナトリーは国に帰らなければならないが、ありのまま自分に戻り、そして今なおチャンピオンだ。彼は、これでフローレンスの父親が解放されたのであればいいがと願う。アナトリーが去った後、ウォルターは父親の新しい情報を手に、フローレンスににじり寄るのだった・・・。

*『CHESS IN CONCERT』スコア参照

続く


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