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劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

『CHESS THE MUSICAL』日本公演!ようやく本腰を入れ始めた梅田芸術劇場!!

過去、梅田芸術劇場が上演した『CHESS』は、「『CHESS』を知らずに『CHESS』を制作してしまった」と言っても過言ではないほどの質であった。「こんな演出・脚本だとビヨルン、べニーに怒られますよ」と筆者から何十度も助言をしたが梅田芸術劇場は無視。結果、世界からの“大バッシング”を受け、梅田芸術劇場は「ゼロ」から『CHESS』を見直さざるを得なくなった。その為、一時『CHESS』制作・上演は中断を余儀なくされた。今回「正真正銘本当の『CHESS』」を梅田芸術劇場が本腰を入れて制作に乗り出したことはとても素晴らしい行ないだと思う。「お客様あってのエンターテインメント」。素直にお客様の為に反省し「初心に戻る」行動は今のエンタメ界に置いて、なかなか簡単にできることではない。

梅田芸術劇場は自身のサイトに「日本では、2012年、2013年にコンサート版、2015年にはミュージカル版を上演し大成功を収めた」と書いているが、今のエンタメ業界というのは劇場自らが「自画自賛」することを良しとするのか?とても不思議だと思っている人が多いと聞いた。まあ『CHESS』を取材しているメディアは適当だし、勉強も一切しないし、ABBAに敬意も示そうともしないし、心から『CHESS』を理解している音楽評論家が『日本に一人もいない』以上は『CHESS』か適当に扱われるのもやむをえないことなのかもしれない。1984年から『CHESS』に接している筆者は海外では『CHESS』が観客やメディアから大絶賛されているのを目の当たりにしてきたし、終演後、観客と『CHESS』談義に花咲かせてきた。だが、日本ではどうだろう?『CHESS』が絶賛されたことは一度もないし、『CHESS』で活発な会話を交わせる人もいない。せっかく浅利慶太先生が“ミュージカルの大衆化”に骨を折ってくださったのに、ミュージカルの良し悪しを議論できる文化に成長していない日本のミュージカル文化はその程度の存在なのだろうか?とても悲しい現実だ。もっと日本人には筆者同様に、海外の『CHESS』を含むミュージカルをたくさん観に行ってほしいし、筆者と一杯やりながら『CHESS』談義を交わしたいものである。でも筆者以外、そこまで『CHESS』を愛してやまない日本人がいないのなら、筆者の想いは徒労に終わるだけだ。(日本に)ブロードウェイ、ウエストエンドに続く第三のミュージカル文化が根付くのにはまだまだ時間がかかりそうだ。浅利先生も天獄から燻しがっているかもしれない。

過去の梅田芸術劇場の『CHESS』における、一人一人の俳優陣の演技・歌唱力は率直に申し上げるとすれば、とても素晴らしかったと思う。主役のフローレンス役の安蘭けい(以下敬称略)、アナトリー役の石井一孝、アービター役の浦井健治(初年度のみ)、フレディ役の中川晃教、スヴェトラーナ役のAKANE LIV。中でもアナトリー役の石井一孝は海外での評価も高かった。

『マンマ・ミーア!』の生みの親、ジュディ・クレーマーはかつて『CHESS』に携わっており、日本での『CHESS』の状況を概ね掴んでいた。筆者が安蘭けい、石井一孝、中川晃教の演技力・歌唱力を褒めたたえると、ジュディは喜んでくれた。だがジュディが気になったのが「ティム・ライス、ビヨルン、ベニーが書いた、脚本にない登場人物」を梅田芸術劇場が勝手に入れたことだった。どうも日本人はABBA(関連)の作品をディレクティングあるいはプロデュースするチャンスを得ると「ABBAの前で格好をつけたい」傾向に陥ってしまうようだ。詰まるところ「演出」と「脚本」に大きな過失があったのだ。特に脚本は「大事な個所を平気で飛ばす」ことをやってのけた荻田浩一氏にはティム・ライスもビヨルンもベニーも「快く思っていなかった」と風の噂で届ている。また前述したように「余計な登場人物」を勝手に登場させたのは荻田監督の「『CHESS』を自分流に作ってみたい”独創”」感の暴走の極みであり、『CHESS』ファンには到底受け入れられる内容ではなかったし、迷惑この上ない演出であったと思う。観客が観たいのは「荻田氏の作品」ではなくビヨルン&ベニーの『CHESS』だったのだ。にも拘わらず「観客はどうせ俳優陣のファンしか来ないだろう」と踏んだ荻田氏は毎年、反省の色なく「フローレンスやアナトリーの心模様を代弁する配役」を新たに脚本に入れ、舞台に登場させた。そして、海外から“大バッシング”を受けた。荻田氏自身の色を前面に出した『CHESS』を披露したいのなら、大々的に宣伝せず「荻田式『CHESS』」として別の機会に上演してほしかったと筆者は思う。オフィシャルな『CHESS』としてはあまりにも幼稚すぎた。

*写真はジュディ・クレーマー
*写真左荻田監督、右安蘭けい
*写真は東京インターナショナルプレイヤーズ『CHESS』公演

よく筆者に問い合わせがあるのが「梅田芸術劇場の前に日本で『CHESS』を観た」という事実だ。そこで敢えて梅田芸術劇場には申し上げなければならないが、梅田芸術劇場は非常に大きな“勘違い”をしている。オフィシャルな『CHESS』を日本で上演したのは梅田芸術劇場だけではないのだ。2014年、東京インターナショナルプレイヤーズが東京・新宿で演じた『(英語版)CHESS』が“日本初の『CHESS』上演”であり、その一年後に梅田芸術劇場が上演した『CHESS』は「日本語初」あるいは「日本人初」の『CHESS』ということになる。それは、ティム・ライスが認めているように、日本での『CHESS』上演ライセンスは梅田芸術劇場の前に東京インターナショナルプレイヤーズに与えられ、東京インターナショナルプレイヤーズは英語版ではあるが2014年・東京・新宿で“日本初”の『CHESS』を上演した。つまり梅田芸術劇場が勝手に「俺たちが日本で初めて『CHESS』を上演した」と豪語するのはおかしいのだ。梅田芸術劇場が『CHESS』を上演する“一年も前”に東京インターナショナルプレーヤーズがティム・ライスの公式な許可を得て日本で上演しているのだ。日本では勝手にABBAの歴史を変えようとかする輩が頻繁に出てくる。本来ABBAのデマを封じる役割を持つはずのユニバーサルミュージックは何もしてくれないから、35年に渡り、筆者がその代役を担って来たが、その度に恨まれるのは、お門違いだと述べておきたい。それゆえ、日本における『CHESS』の歴史においても、ティム・ライスやビヨルン、ベニーの意に反する行動や言動にはたとえ大企業主催であれ注意しなければならない。

*写真は東京インターナショナルプレイヤーズのジョナ・ヘガンズ監督
*写真はティム・ライス

梅田芸術劇場制作の『CHESS』を観に来た観客層の過去を振り返ると「『CHESS』なんかどうでもいい」と思う人たちばかりであったことも海外から反感を買った理由だろう。観客の多くは安蘭けい・石井一孝・中川晃教のファン(クラブ)ばかりだった(又は『梅田芸術劇場』のファン)。まさにファンの為だけの『CHESS』であったことは梅田芸術劇場も否定できないであろう。特にそれを大きく感じたのは本場『梅田芸術劇場』で上演された時の『CHESS』だった。梅田芸術劇場主催の『CHESS』は毎回、東京と大阪『梅田芸術劇場』の2か所で上演されてきた。東京ではまだ安蘭けいや石井一孝のファンはおとなしかったが、関西は“宝塚ファンの聖地”。東京で上演された『CHESS』にはない「アウェイ観」を筆者を含め東京から観に来た人は浴びせられたに違いない。入り口には“世界の盗塁王・福本豊(元阪急ブレーブス)”から安蘭けいに贈られた花が堂々と観客の目に留まるように飾られ、来る人を“圧倒”!場内は宝塚パワーの熱で覆われていた。梅田芸術劇場としては“収益確保”の為に、この“事実”を把握しつつ、結果「ファンクラブのための『CHESS』」を制作してしまった。心から「ABBAや『CHESS』」を愛している人」は完全に”蚊帳の外”に置かれた。劇団四季『マンマ・ミーア!』でよくお見掛けする有名な某音楽評論家も「ファンクラブのおばさんがうるさかった」「『CHESS』がこんな面白くないミュージカルだとは思わなかった」と初年度怒鳴りまくり、二度と観に来なかったのも梅田芸術劇場が「ABBA・『CHESS』・ミュージカルファンへのための『CHESS』」を制作しなかった証になるのではないか?こんなことばかりしていたので、荻田式『CHESS』の制作は終焉せざるを得なくなったわけだ。お金がない素人集団の東京インターナショナルプレイヤーズが『経費をほとんどかけない』『手作り感満載』の舞台で『CHESS』を上演した。当初『梅田芸術劇場』は「大した『CHESS』なんか作れっこない」とバカにしていたが、実際にもビヨルンベニーの意志を持った『CHESS』を東京インターナショナルプレイヤーズが制作・上演したのを観劇して感激したと言う。つまりミュージカルは“経費を思う存分”かけなくても監督や俳優が『観客の為に面白いミュージカルを観せたい!』という思いさえあれば『大喝采』を受けることが証明できたわけだ。これを観たティム・ライスは東京インターナショナルの『CHESS』を評価し、梅田芸術劇場の『CHESS』が評価されることはなかったわけだ。『梅田芸術劇場』主催の『CHESS』はコケたのは、一重に監督の『CHESS』への想いの差であったと言えるのでないか?荻田監督は海外では『CHESS』を観ていないし、研究さえせずに『CHESS』を作ったのに対して、東京インターナショナルプレイヤーズのジョナ・ヘガンズ監督は『CHESS』を海外で何度も観て、『CHESS』が上演されるたびにその劇場を追っかけ、研究し、スタッフとしても携わり、いつか『CHESS』を作りたいという野心に溢れていた。世界中の『マンマ・ミーア!』を観に行く“マンマ・フリーク”がいるように、『CHESS』も、特に「ワン・ナイト・イン・バンコク」だけを観るために世界中の『CHESS』を追っかけるマニアもいるくらい『CHESS』とは“魅力あるミュージカル”なのだ。元来、監督は自分の主義主張を観客にぶつけるのはアリだとは思うが、こと大衆ミュージカルに関して言えば、それは『ナシ』、つまり「してはいけないこと」だと思う。観客が何度も何度も「観に行きたい!」と思うミュージカルを作ってこそ一流の監督であると筆者は思う。「奢る平家久しからずや」。リニューアルした梅田芸術劇場主催の 『CHESS』に、『CHESS』フリークの一人として、今度こそ是非、期待したいと思う。

★公演概要
●梅⽥芸術劇場メインホール 2020/1/25(⼟)〜2020/1/28(⽕)
◆会員先⾏ 2019/9/27(⾦)11:00 〜 2019/9/29(⽇)11:00【抽選】
2019/10/4(⾦)11:00 〜 2019/10/6(⽇)11:00【抽選2次】
◆⼀般発売⽇ 2019/11/2(⼟)
◆料⾦ S席 13,500円 A席 10,000円 B席 7,000円(全席指定・税込)
◆お問い合わせ 梅⽥芸術劇場メインホール 06-6377-3800 https://www.umegei.com/schedule/838/ticket.html#place935

●東京国際フォーラムホールC 2020/2/1(⼟)〜2020/2/9(⽇)
◆会員先⾏ 2019/9/27(⾦)11:00 〜 2019/9/29(⽇)11:00【抽選】
2019/10/4(⾦)11:00 〜 2019/10/6(⽇)11:00【抽選2次】
◆⼀般発売⽇ 2019/11/2(⼟)
◆料⾦ S席 13,500円 A席 10,000円(全席指定・税込)
◆お問い合わせ 梅⽥芸術劇場 0570-077-039 https://www.umegei.com/schedule/838/ticket.html#place935

作曲:ベニー・アンダーソン / ビヨルン・ウルヴァース
原案・作詞:ティム・ライス
演出・振付:ニック・ウィンストン
出演
ラミン・カリムルー (アナトリー役)
サマンサ・バークス (フローレンス役)
ルーク・ウォルシュ (フレディ役)
佐藤隆紀 (アービター役)
エリアンナ(スヴェトラーナ役)
増原英也(モロコフ役)
飯野めぐみ
伊藤広祥
⼤塚たかし
岡本華奈
河野陽介
柴原直樹
仙名⽴宗
染⾕洸太
菜々⾹
⼆宮 愛
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