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劇団四季 マンマ・ミーア! WATERLOO RADIO

『マンマ・ミーア!』静岡公演スタート! ~ついに超えた!東京公演。大阪公演~

8月6日金曜日『マンマ・ミーア!』静岡公演がスタートした。
日暮らしゼミが鳴き響き、超蒸し暑い中、開始直前に小雨が…
広島公演初日は「どしゃぶり」だったので「雨」を心配したが
何とか雨に濡れずに無事会場し1900人収容の静岡市民文化会館は超満員だった。
キャストは先日まで「サウンドオブミュージック」に出演していた谷口あかりさんをソフィに抜擢。
「短時間でよくここまでソフィを演じきりましたね。もともとの才能もさることながら…
すごい努力だったのですね」と筆者がインタビューすると、
谷口さんは目に涙を浮かべながら
「いえいえ、大先輩(樋口さん・吉沢さん)に追いつくにはまだまだです」と謙虚。
しかし谷口さんのソフィは素晴らしい。
もう10年もソフィを演じているかのような落ち着きさ、潜在的能力に裏打ちされた見事なまでの力強さ。
仙台公演、東京公演のソフィは谷口さんで決まり!
我々にはわからないほどの努力・苦悩が彼女にはあったに違いない。
写真提供;劇団四季

濱田さんのドナは広島公演初日をはるかに超え、今やドナの第一人者!
歌唱力もさることながら、あの自由奔放で、喜怒哀楽が激しいドナを見事なまでに演じきった。
特に素晴らしいのは「ザ・ウィナー」である。高音、低音の旋律を単調に繰り返すだけの曲ではあるが、
この一曲で喜怒哀楽の全てを出し切らなければならない。ABBA(アグネタ)の代表曲である。
「濱田さん凄いじゃないですか!広島公演からわずか二カ月で最高のパフォーマンス!脱帽しました!」
筆者の感動ぶりに濱田さんはただただ驚くばかり。
「ザ・ウィナーは本当に難しいんですね…、まだまだです」濱田さんの努力がひしひしと伝わってきた。
このドナ&ソフィが過去最高パフォーマンスになったことで静岡公演は2002年から始まった
東京公演・大阪公演をはるかに越えたことになる。静岡の人は羨ましい。
東京の人も新幹線でわずか一時間で行ける距離。是非一度は足を運んでほしい。
写真提供;劇団四季

ターニャは「あの大胆、かつエロチックな」ターニャが帰ってきた!
「ダズ・ユア・マザー・ノウ」の場面はどのシーンよりも拍手が凄った。

ロージーはさずが。青山さんは貴重な日本公演初期メンバー。
ロージーがドナの、ターニャの、ビルの存在を高めていると思う。
「テイク・ア・チャンス」は青山さんの今や十八番(おはこ)。
仙台・東京公演までは是非、女性陣はこのキャストで通してほしい。
史上最高の『ドナ&ザ・ダイナモス!』ここに誕生!!
写真提供:劇団四季

サム役、阿久津さんの「ノウイング・ミー、ノウイング・ユー」はブレも一切なく安定。
さらに「SOS」の濱田さんとのデュエットは見もの!
「まだまだです。まだ満足いかないのです」と阿久津さんの飽くなきレベル向上意欲には恐れ入った。
阿久津さんと言えば日本公演初日はスカイ役。スカイも素晴らしかったが、
サム役は阿久津さんのまさにハマり役!濱田さんとの相性もGOODなのだろう。
「僕の夢は東京公演で最後までサムを演じきること」。ハッキリ言いきった。
阿久津さんのますますの活躍を追いかけていきたい。

ハリーこと明戸さんの日本語は素晴らしい。いつ聞いても惚れ惚れする。
今更ながら明戸さんのセリフを聞くたびに「日本語を勉強」させられる。
やはり日本語は美しい!

野中さんはさすがである。ビルは野中さんでなければやっぱり…落ち着かない。
まさに「おおそるべきオーストラリア人」そのものである。

スカイ役鈴木さんの過酷なまでの努力は舞台上からひしひしと伝わってくる。
観ていて思わず涙ぐんだ。イントロなしでいきなり歌詞が始まる「レイ・オール・ユア・ラヴ・オン・ミー」
をあそこまで歌いこなせるには単なる「努力」という言葉だけでは言い表せない。
スカイはソフィの婚約者であり「主役」でありながらポイントポイントでの出演ばかりなので
演じる鈴木さんは本当に大変だろう。今後の鈴木さんの活躍に大いに期待したい。

『マンマ・ミーア!』静岡公演はとても有意義なLIVEであった。
「いずれ東京に来るから…」と思っているあなた!それは違いますよ!
コスチュームを見て下さい!広島公演は「スプリング・ヴァージョン」、
静岡公演は「サマー・ヴァージョン」、恐らく仙台公演は「オータム・ヴァージョン」、
そして東京公演は「ウインター・ヴァージョン」となる。
コスチュームだけでも十分堪能できる。映画とは違いLIVEだからこそ、
同じストーリーでも「目で魅せる」楽しみを感じることができるのだろう。
東京から新幹線でわずか一時間!夏休みの間に一度は行きましょう!
新幹線代を払っても決して不足ではありません!

日本の「8月」は子供には嬉しいかもしれないが大人にはあまり嬉しい月ではない。
「2度の原爆の日」「日航機墜落事故日」「終戦記念日」。
ついつい我々の諸先輩方の苦悩な叫びを感じざるを得ない。
そんな中、8月6日原爆の日に『マンマ・ミーア!』静岡公演は始まった。
「『マンマ・ミーア!』は世界平和の共通語」。敢えて言いたい!
『マンマ・ミーア!』を観て「生きている喜び」「命の大切さ」を大人は子供と共に、
子供は大人と一緒に感じてほしい。
LIVEは観ている人に「勇気」「希望」「感謝」を与える…それが『マンマ・ミーア!』なのだ。
こうして8月に上演を可能にしてくれた劇団四季に感謝したい。


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